市販の下剤を使う

ここでは便秘を解消する際の一つの選択肢である下剤の特徴や注意点についてご紹介します。

市販の下剤とは

便秘解消の方法には様々なものがありますが、その中でも即効性があるのが下剤を使った方法です。便秘の症状が悪化するとお腹が痛くなったり苦しさを感じることがあるため、そのような状態になってしまった場合の最終手段として下剤の利用を考えてみてくださいね。

下剤には大きく分けて3種類あります。1つ目が腸の中の水分吸収を防ぐ働きを持った塩類下剤です。便の水分量を増やし、便秘解消を目指します。2つ目は腸の動きを促す働きを持った刺激性下剤、3つ目が座薬などで肛門から直接便秘解消に効果のある薬剤を入れる方法です。

特に効果が高いと言われているのが大腸刺激性の下剤で人気の商品には次のようなものがあります。

コーラック

大正製薬から発売されている便秘薬でCMでもおなじみですよね。様々なラインナップがあり、悩みや症状に合わせて選べます。しっかりとした効き目を望む方はコーラックⅡなどを選択してみましょう。

タケダ漢方便秘薬

武田コンシューマーヘルスケア株式会社から販売されている商品です。漢方の力を使って排便を促します。

スルーラックS

便秘解消に効果が高いとされているセンナ由来成分を含んだ便秘薬です。就寝前に服用します。

いずれの場合も1錠~3錠を症状に合わせて飲み分けるタイプなので、まずは1錠から試してみましょう。何錠入りの商品を購入するかによって価格は違いますが、最も内容量が少ないタイプのものだと500円から1,000円ほどとなっています。

市販の下剤のメリット

市販の下剤はドラッグストアですぐに購入できることもあり、検討しやすいのが魅力だといえるでしょう。また嬉しいことにすぐに効果が現れます。何日かにわたって便秘解消の効果があるお茶を飲んでみたもののどうしても出ない…といった時には一度下剤を使ってみるのも一つの方法です。

あまりにも便秘が悪化している状態だと何も手に付きません。お腹が張って苦しい状態になると、物を食べる気力もありませんよね。それでもお腹は空くものなので、食べたいのに食べられない状態になってしまうことも…。

下剤は種類によって効果が異なるものの、人気商品についてご紹介した大腸刺激性タイプのものなどは即効性の効果も期待できるため、とにかく今すぐ何とかしたい便秘にも働きかけてくれます。

市販の下剤のデメリット

下剤を使って出す癖がついてしまうと体が下剤の刺激に慣れ、量を増やしてもなかなか効果が得られなくなってしまうことがあります。また、量を間違って飲んでしまい、意識を失いそうなほどの腹痛に襲われた方もいるようです。

下剤を取り入れると決まって下痢をする方もいるので体にとって優しい便秘解消の方法とは言えないでしょう。怖いのはそれだけではありません。

腸が下剤の刺激に慣れてしまった場合には更にひどい便秘を引き起こすこともあるので気をつけておきましょう。下剤を飲んだ後は下痢気味になり、お腹の状態がなかなか落ち着かないケースもあります。そのような状態では外出することもできないでしょう。

便秘解消のためにしっかり休みが取れるのであれば良いかもしれませんが、日常的におすすめできる方法とはいえません。

下剤に頼る前の対策が大切

下剤による便秘改善は自然な方法とはいえません。無理やり排泄を促す方法であるため、できることならば下剤を使わないと排泄できなくなる前に対策をとることが重要です。

その際にもお茶が役立つでしょう。便秘解消に効果的なお茶の中には毎日飲めるものもあり、便秘がひどくなる前の段階からそういったものを取り入れておけば下剤に頼らなくてもスムーズに排泄できるようになります。

一度下剤を使わなければ出ない状態になったとしても、落ち着いたら体に優しいお茶で対策をとることについても考えてみてくださいね。